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アラモ

ビデオで「悪の花園」(1954年製作、主役ゲーリークーパー、監督ヘンリーハサウェイ)

「アラモ」(1960年製作、主役、監督ジョン・ウェイン)を2日がかりで観ました。1958年生まれの私の前後の映画で、両方ともアメリカを代表するその時代の大物俳優が出演する西部劇。はー!感動しました。最近は、感動すると人目を憚らず涙を流しながら観ています。
「アラモ」は有名な映画で、メキシコの圧政から自由を求めるテキサス独立戦争を扱ったもので、人は何に命を賭けるか、男の生き方とはを問いかける哲学的な稀有壮大な作品です。
最期にアラモの砦にいた人は皆亡くなってしまう悲劇ですが、大衆のために自由を求め果敢に死んでいく姿は、「西郷どん」が城山で死んでいく姿とも重なり、なんとも切なくやり切れない気持ちになりました。
最近はスケールの大きな映画は少なくなってきましたが、西部劇も一見の価値はありますね。